あすは夏季休暇前の最後の営業日。
コンテナ荷物もほぼ落ち着きましたが、まだ少量づつ追加中です。この猛暑、お越しいただくのも心苦しいですが、お待ちしています。


今は水辺に見えてしまう、青く清らかな教会風景。

白デルフトの輪花などとも似た裏側や高台の景色ですが、こちらは呉須の色や文様からマヨリカ(イタリア或いはスペイン)と思われます。
7寸程の小ぶりな大きさはわりと珍しく、修復や共色直しも無い良好な状態です。

表は窯傷が半円を描いていますが、それもまた景色の一つと寛容に捉えてみたいです。裏を返せば、とろりとした無文の襞のうねる白釉も楽しめます。




マヨリカ教会図七寸襞皿 18世紀 (修復なし)








絵志野草文皿 桃山時代 13.1cm径
売約済み


webに更新した絵志野草文皿。

きっと草文なのでしょうけど、記号かマークのような絵志野。
昔も、頭のなかにある線を引ける人がいた。こんな簡潔な線描にどきどきして、日本の心を想います。
志野織部の同様な鉄絵小皿と異なる、大窯の肌合いも魅力です。








ワインテーブルは、円形の小さな舞台がその場に即座に生まれるような魅力を感じます。
片手でスッと持ち上げて、お茶の時間やお酒をいつでも何処でも。




脚部は英国の伝統的な装飾のバーリーツイスト。捻られたお菓子の形状が由来です。

ツイストの種類も2本重ねだったりと様々ですが、このシンプルな螺旋が綺麗です。





天板は縁に溝を細かく入れて、パイの形を意識したデザインです。
経年により滑らかになった印象ですが、エッジの美しさがまだ際立っています。





脚部に、かつて折れたと思われる脚を修繕したような痕跡と、高さを揃える為、一つの脚には木端の補強がされています。
ぐらつきはありません。



英国の家具会社が取り扱った金属タグが残されています。


椅子や机で、4本の脚すべてがこの装飾だと過剰に見えますが、ワイン机のように、一本脚でスッキリと挽き物の螺旋を眺めていると、彫刻的でやはり美しいものです。

小さなワインテーブルで夕涼みに、庭やベランダで、アペリティフの時間を優雅に楽しむのも素敵だと思います。

フランス買付中は、アペリティフのつもりがそのまま延々と真夜中まで仲間たちとお喋りと呑み続ける…そんな日々です。



阿蘭陀のジャグと脚付杯を置いて。花台にも向きます。


ワインテーブル 英国19世紀末-20世紀初
h63cm w28cm



デルフト藍絵ジャグ 18世紀 h24cm w7.8cm



面取ガラス脚付杯 オランダ19世紀 w6cm h11.6cm







プロヴァンス地方の巨大な木製スプーン。
特産品のオリーブを掬ったもの。

身近にある樹を材料に、うねりも活かして仕上げた一本限りの農具。





平凡な生活用具だったはずなのに、壁に掛けるとアフリカの木彫造形とも等しいほどの力強さを放っている気がします。




自己欲求といらぬ無駄なことばかりを考えてしまう弱い僕には、汗の滲んだ農具や削ぎ落とされた台所の鉄道具は、どうもいつも心に突きささってきます。



オリーブ掬い フランス1900年前後 長径65cm
売約済み








猛暑
夜になっても気温が下がらず、岐阜も19時過ぎても35度近くのまま…

ヨーロッパの普段使いに好いグラス類。
短脚の使い易いものや、冷酒にビール用もいろいろと。

今回のコンテナで大量に入荷しました。数をお探しの方もこの機会にどうぞ。


シャーパーニュグラス フランス 1900年前後
(3客全て売約済みとなりました)

クリスタル。本来はシャンパン用ですが、薄い口造りと短脚は安定感あり、麦酒も美味しく飲めます。




鎬硝子リキュール用脚付杯 フランス 19世紀





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Author:hondakeiichiro
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醸造会館1F
T+F 058-264-2980
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CLOSED on Thursday , Friday




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11月の休業日|
22(木)、28(水)、29(木)、30(金)






企画展 2018 |

chikuni exhibition
2018.10.13 sat - 21 sun




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keiichirouhonda@gmail.com