昨日の猫の日に合わせて、店頭に並べた猫型水滴。
猫の日が来るのをじっと待ち構えていて、長らく我が家で一緒に過ごしました。



仕草も顔つきもまさしく猫で、凛々しい太眉には愛嬌ありです。
香箱座り風ですが、正式には手を出しているので、横座りでしょうか。

平安時代の絵巻には既に首輪を付けた猫が描かれているそうですが、この子も大きな鈴付きの首輪をしています。
縁側の陽だまりで、いつまでも庭を見つめていそうな、日本の猫という感じがします。



水もきれいに注ぎ出て、水滴としてもまだまだ働けます。



陶製猫水滴 益子焼あたり 大正明治頃 6cm幅 5.1cm高








水ぬるみ、春の雨が降り出して、雨水は内側まで入り込んでいた

雨降り文風の安南染付茶碗。
見込みにも雨雫が落ちて、水たまりが出来ているようです。



見立ての茶碗として、長く使い込まれた様子で、よい艶が生じています。



2月終わりから3月初旬にかけて降る雨を、まわりの音から離れてみて、ただ聞いているのは子どもの頃からの癖のようで、心の落ち着く時間です。


安南染付雨降り文茶碗 14cm径 5.8cm高 傷なし
売約済み








かすれた見込みからは、頻度が高く日々使い込まれたことが知れるものの、欠けやニュウは無く、大切にされていた食器と想像しました。



明治頃の珉平焼か、もしくは京焼の類いかもしれません。

正午すぎは三月中旬並みの陽気。あかるい黄の花でも取り合わせてみたくなる日でした。


黄釉輪花豆皿 8.5cm径
売約済み








江戸後期頃の白磁輪花皿。
縁には修繕の白い跡が残ります。

薄手で品の良い造り。
日常使いには少し緊張する薄さですが、傷があると思うと少し気が楽になるでしょうか。
揃えて並べても美しい白磁皿だと思います。



白磁輪花皿 江戸後期 有田周辺 13.5cm径
売約済み








探していた寸法で、簡素ながら仕事も丁寧な古棚と出会え、今朝は什器の入れ替えを行いました。

木材は高級ではないものの、すべての線の面を取り、釘を使わず組み立てられています。

聞くところによると、前所有者の研究物を納めた書架だったそうです。
研究者への依頼に真剣に応えた、素朴で美しい棚にシェーカー家具の精神性と響き合うものをみた気がします。
職人の仕事に、誠実さとセンスを感じました。


すっきりとして、物も心地好さそうに居る気がしてきます。



無地刷毛目鉢、刷毛目鉢、陶胎染付猪口、御深井釉七寸襞皿







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