宮武史郎展 3月11日(土) - 22日(水)
今年最初の企画展は宮武史郎 彫刻展 "すくう" です。

本日、日暮れ前に撮影した展覧会案内用の新作彫刻。渇き枯れ果てた木に、生々しく命をもたせています。

人形劇団員でもある宮武史郎は国内外で数多くの公演をしながら、その旅の途中で素材となる木や、あるいはその他の物質を拾い集めます。幾つもの海や砂浜から掬われたそれらは、必然的で無二の形を宿しています。

人形を操り、人形製作をする彼は常に"生命を宿すもの"として物との対話をしているように思います。

彫刻家としてではなく、普段から人形が傍にいることで、慈しみ、ゆっくりとあたえるように、産みだされた作品は、彫刻や彫像と呼ぶには、また違う処にあるものかもしれません。


二度目となる今回の題は「すくう」。
第一回の「いただく」から"二部作"となるような展覧会となりそうです。

"いただく"は、自分に与えられたものを、頂戴するという受動的な言葉に対して、"すくう"は、自ら拾いあげる、掬う(救う)という能動的な言葉です。
相反するような言葉が選ばれた、その意味は、おそらく作品にも表れていることと思います。

彼は、素材を与えられた (いただいている・いただきます)
彼が、素材をすくう (すくいだす・拾い上げる)

素材(木を中心とした,石,鉄,草花などの漂流物/落下物を主とした物質)



"すくう"というのは、目下にあるものをイメージします。細かな粒、水の中、豆の類…
とても小さくて、掴んでも、つかみきれないような、儚さがその言葉に漂っています。

そして、(すくう)は、現在の自分の仕事との繋がりの強さを感じます。それはまた、展覧会の葉書の文章でもふれたいと、思っています。







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6月の休業日|
8(木)、9(金)、15(木)、16(金)、 22(木)、23(金)、29(木)、30(金)




企画展 2017|

宮武 史郎 彫刻展
3月11日(土) – 3月22日(水) 


MAROBAYA 衣服展
4月28日(金) - 5月7日(日)



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