三種のガラス。左から紫呉須(酸化マンガン)による発色の江戸末~明治前期頃の紫色ガラス盃、鉛も入った、荒めの口縁造り。中央は大正期の緑色ガラス匙。柄は水色、先の方を透かすと、マーブル模様が浮かびます。

そして、左は小澄正雄さんの作品。江戸期の盃(もしくはイギリス18世紀のグラス等)から連想して製作された小型のソーダガラス盃。

3月18日からMIHO MUSEUMで開催される「和ガラスの美を求めて - 瓶泥舎コレクション- 」に併せて、小澄さんの江戸期のガラスをうつした作品などがミュージアムショップに並ぶようです。

当店でも、今冬に小澄さんの展覧会を予定しています。


余談ですが、小澄正雄さんの吹きガラスは、古いものをうつした作品も多く、過去の作品で裏底にサインのないものは、彼の作品を知らなければ、プロでも古いガラスと間違えるほどです。(現在は底に印が付けられています)

ネットオークションなどで、おそらくは彼の作品と知りながら、古い物と偽っている出品者も見かけます。(中には古物と思い込み、出されているものもあります。)

もちろん小澄さんは、そんなつもりで製作しておりません。古ガラスに対する知識や研究に大変熱心な方で、その情熱と非常に高い技術が、江戸期の古ガラスを時に越える程の美しさを放っています。だから、"古い"と、間違えるのだと思います。

彼が、僕の店で古いガラスに触れる瞬間の目や姿勢は、真剣そのものです。そして、ガラスをじっと、長い時間いつも見つめています。
その小澄さんが生み出すガラスだからこそ、骨董・古美術蒐集家も惹かれるのは、やはり自然なことでしょう。

これは本当に難しい問題なのですが、作家が今後も自由な製作に対する姿勢、良い物作りを続けるためにも、売り手としてお伝えしたいと思いました。



紫色ガラス盃 江戸末~明治前期 売約済み



緑色ガラス匙 大正







hondakeiichiro

Author:hondakeiichiro
「本田」
〒500-8068 岐阜市上太田町1-7
醸造会館1F
T+F 058-264-2980
OPEN 11:00-18:00
CLOSED on Thursday + 1st,3rd Friday




WEB SITE|
hondakeiichiro.com




2月の休業日|
2(木)、3(金)、9(木)、10(金)、16(木)、17(金)、23(木)、24(金)




企画展 2017|

宮武 史郎 彫刻展
3月11日(土) – 3月22日(水) 


MAROBAYA 衣服展
4月28日(金) - 5月7日(日)



お問い合わせ|
keiichirouhonda@gmail.com