Pieter de Hooch "interieur met kind die een papegaai voert" (1672)

ブリューゲルの影響から派生するオランダ絵画の黄金時代と呼ばれる17世紀オランダやフランドル地方の宗教色少ない風俗画は、当時の生活様式や習慣を知れる他国にはない独立した貴重な絵画です。

日本でも浮世絵では日常生活が伺えますが、写実的なオランダ絵画には、細密に内装から家具、生活道具までを把握することができ、扱う品物がひっそり描かれていたり、緻密な絵画世界には新たな発見が常にあります。


webで紹介中の黄釉面取容器はオランダ17世紀に鳥の餌入れとして使用された陶器。縁の下部を紐などで括り、小振りな鳥籠の金網に、平らな面を背にして付けられていたようです。

当時のその様子が、上記Pieter de hooch等の17世紀オランダ絵画でも確認できます。



Gerard Dou "Old Woman Watering Flowers" (1660)

Gerard Douの絵(1660年)に登場している餌入れは、釉薬の色味も形もほぼ同型です。


Gerard Dou "Femme accrochant un coq a sa fenetre" (1675)

ヘラルト・ドウの絵画で好まれたモチーフなのか、その他の幾つかの作品でも、似た窓辺や人物と構図に、同じ鳥籠と餌入れが描かれています。

この形の餌入れも、一体どれほどの数量が生産されたのか、当時の鳥を飼う習慣や人との関係性も、興味深いものです。



はっきりと描かれた、壁面のホワイトタイル、ピューターや白釉陶器も、暮らしのなかにある姿を見て、その時代の物が手元にあると思うと、やはり胸に迫るものがあります。













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