矢橋六郎の水彩画



洋画家、矢橋六郎の水彩画。

ヴェネツィアの風景。
大胆な構図に明るい色調で描かれた建物(民宿)がとても心地いい。
ベージュの壁に、青い空。運河に架かる小橋には、帽子を被った女性たち。
純粋な楽しさ、優しさが描かれているようで、一瞬で心に響きました。


矢橋六郎の出生地は岐阜県大垣市。
山口薫、村井正誠らと共に活躍した、日本近代洋画史上の重要な人物の一人です。
地元の東海圏では、わりと有名ですが、知らない方もまだ沢山いると思います。

モザイク壁画の第一人者でもあり、岐阜や愛知を中心として、全国各地でその壁画を見ることができます。
ちょうど、先月号の「暮らしの手帖」(88号)では、矢橋六郎のモザイク画が特集されていました。

街を歩いている時に、通り過ぎたその場所。
もし、いくらかの時間でも立ち止まる余裕があれば、ゆっくり壁を眺めてみたい。
記事をみると、実際の壁画のある場所へ訪れてみたくなります。

この水彩画もモザイク壁画と、繋がるような粒のように散りばめられる、
愛おしい色彩が並んでいるかのようです。
三年間のヨーロッパ留学時、1966年に描かれた水彩画。
大好きな画家、安野光雅さんとも、通ずる雰囲気を感じます。


醸造会館の大正-昭和初期の建築にもよく似合うし、
現代の建築にも、違和感なく馴染んでくれるでしょう。

好きな絵を飾れる、良いスペースが我が家にあれば、、
放すことのしたくない絵になったかもしれません。

そして、この秋も、目白コレクションへの出店のお話をいただきました。
その際にお持ちしようかな、と今は迷っています。



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イタリアといえば、今朝のラジオでD.スカルラッティの曲が流れた。
ディノ・リパッティのピアノで、コラール前奏曲<来たれ、異教徒の救いの主よ>BMV.659。
夏の日曜の静かな朝に、湿り気を帯びたしっとりとした響き。外はまだ、梅雨のような黒い曇り空。

リパッティのピアノが、昔から好きです。
よく深夜に微音で聴いています。







矢橋六郎 「ベニスの民宿」 1966年 12.5cm×17.5cm 額39cm×44.5cm






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