文化の日から開催した9日間の山本美文展も無事に終了いたしました。
ありがとうございました。


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継承すること、受け継ぐことが全て。
いつか何処かの踊り子の言葉だったか、友人が教えてくれました。
自分が若い頃にそれを聞いたときは、表面的な意味は理解出来ても、深層にある本質にはまったく気づくことはなかったと思います。

個性やオリジナリティを追求し、我執(がしゅう)がつきまとい、苦しんでいた頃。
カヴァーを悪として、他人の真似を避けて、自分はチョット違うぞと思い込み。
我に固執している内に、心は固くなってしまい、まわりも見えず尖ってゆくばかり。

やっぱり自分のなかには、何にもない。何にもない。
個性の尊重が謳われる世間。それも大切だけど、捉え方次第では辛くなってしまう。

歴史に学び、先人の知恵を知り、日々の自然の風景をよく見て、共に生きれば。
良い意味での真似は、なんて楽しい。
身体を軽く楽にして、結局、何をしても自分になるということを素直に受け入れたら、その先に、いつかできることが生まれてくるかも。


山本美文さんの仕事は、伝統を継承し、受け継ぐことの意義を伝えつつも、柔軟に、いつも今、生まれたばかりのような新鮮さ。
伝統なんて重みは全然なく、現代を生きる私たちへ、使いやすく無理のない、美しいものを届け、教えてくれる。

今と昔が交差する、自由な木のうつわ。
年月をかけ育った木々は強く尊く儚い。

僕は美文さんの木工の器とその仕事を通して、大袈裟でも、格好つける訳でもなく、山本美文さんという人物を皆さんへ伝えたく、自分こそ、その魅力に間近でふれたいという気持ちだったのだと、終わってみて、改めて気が付きました。















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出展 2018 |

青花の会 | 骨董祭2018

6月8日(金)、9日(土)、10日(日)



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