西欧の額椽



金彩と漆黒塗の二種の額椽。共に18世紀のフランス製或いはイタリアの小額。右手は伝統的な文様を石膏に金彩、剝落もあるものの、溝に溜まる埃さえ同化して金彩を穏やかに見せている気がします。

左の黒は、金彩より更に古い椽でないかと思います。中心に向かって、線が細くなるように彫られた装飾が時の経過でまた線刻の鋭さが増し際立っているようです。

内に飾るべきものが見あたらずとも、囲いを延々と連続し風化しゆく装飾は、観賞に耐えるものと思います。


金彩額椽 西欧 1797年頃(年号刻)
漆黒額椽 フランス 18世紀

共に売約済み





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