“ものがたりの西洋工芸”

絹糸と金銀糸をたっぷりと縫いつめた紋章裂。本のカバーの中心部、もしくは所持品などに縫い付けられていたと思しきイギリス刺繍の断片です。

聖書や詩篇本などのヴェルヴェット地のカバーを刺繍で埋め尽くすがごとくは、それは豪華絢爛な装飾美術。きらびやかでまぶしく、一冊の刺繍本となると大変貴重なものですが、これは小さなかけら、その一部分です。

額装は、古布とフランスの石膏金彩額縁を用いて妻が仕上げました。
絹糸刺繍のなめやかな触感は、見ているとつい撫でたくなるもの、あえてガラスは嵌め込みませんでした。

色あせた藍と紫の絹糸には、豪華のなかに素朴さもあって、貴族風でもどこか身近な感じです。
でもやはり、ひそかな贅沢と気高さが奪われていないのは、裂であれど紋章の持つイメージと素材の力づよさなのかもしれません。



紋章刺繍裂 イギリス17世紀-18世紀 8.2cm 4.8cm
金彩額 25cm 20.5cm

“ものがたりの西洋工芸”

於 gallery FUURO
antique & brocante 目白

2019年
12月7日(土) 12:00-19:00
12月8日(日) 10:00-17:00
東京都豊島区目白3-13-5





hondakeiichiro

Author:hondakeiichiro
「本田」
〒500-8068 岐阜市上太田町1-7
醸造会館1F
T+F 058-264-2980
OPEN 11:00-18:00
CLOSED on Thursday , Friday




WEB SITE|
hondakeiichiro.com



9月の休業日|







企画展 |




お問い合わせ|
keiichirouhonda@gmail.com