“ものがたりの西洋工芸”

ボジョレーの解禁日。奇しくも宇宙と作物の関係性の農事暦によれば、ちょうど今夜は美味しいワインの実が開く日。このボトルをデカンタに、一杯愉しみたいところ。


シノワズリの影響と思しき、菊花と格子の文様。意図せずに垂れてしまった釉や、縁の剥がれも良く解釈してしまえば古染などを彷彿とさせます。コバルトと比較すると、数も少ない色絵の面取徳利。容量も一合半の程よさ。

この多葉形の淡い色絵のモデルはデルフト、フランスでは北西部ルーアン、北はリールでも作られた文様と聞きます。

定かな産地はひとまず置いておいて、失敗作とも言えそうな、今にもめくれそうな釉薬とくすんだ赤の色は、どうにも心に残りました。そしてクリスマスの色でもあります、お正月まで楽しめそうです。


阿蘭陀色絵八角徳利 18世紀頃
h18cm 300ml






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