コンテナへ載せる家具や大道具の買付をほぼ終えて、大物はひとまず目処が立ちました。

古手の家具も幾つか。写真はその内より一つ。

細かい溝を彫り込んだリネンフォールド風の羽目板を9枚入れた、フランス17世紀頃の大きな扉。

頭上を越える、揺らいだ線の陰影の浮き立ちに圧倒されました。買えて良かった、今回のお気に入りです。









健康に買付しています、なんて言った途端に夫婦揃って風邪となり… たくさん眠り、安静にして遠出のつづく後半へ備えています。

聖セバスティアヌスを描いた金糸絹糸の刺繍。前回の買付で迎えた、刺繍画と同じ16~17世紀頃のパリ或いはリヨン近郊の製作と考えられます。失われた箇所も多いですが、帰国したら丁寧に額装してあげたいと思います。

セバスティアヌスは病気から民衆を護ったと伝えられる守護聖人。風邪も治るようにと、旅の安全を祈念して、、これから早朝の仕入れへと出かけます。







フランスにて買付中。6日目の朝。
特に変わったこともなく、健康に仕入れも専念できています。

写真はドイツ或いはオランダの15~16世紀森林ガラスのビーカーコップを写した19世紀頃のグラス。
滑りどめの帯線や底上げの意匠は中世の雰囲気を受け継ぎながら、すっきりとした薄造りの筒形は現代風。
本歌の森林ガラスは勿論美しいものですが、このグラスは日常使いできるのが嬉しいところ。食卓に馴染んでくれそうです。



フランスの街はもう秋の気配ですが、ここ数日の最高気温は28度と暑いほど。
夜風にあたりベランダでの夕食の時間も、もう少しの間は楽しめそうです。
この茶色を帯びた、秋色のグラスで呑む冷たい一杯も。


森林ガラス写しビーカーコップ フランス19世紀 全て無傷






秋の買付により9/12~10/5まで休業いたします。またも1ヶ月近くのお休みとなり、ご迷惑をお掛けしますが何卒よろしくお願いします。
買付中も向こうから、更新できればと思っています。


この美しくも不可思議な、幾何模様の皿。
何処の何かも分からないまま、驚きと好奇心に導かれて北フランスで入手したものです。



仕入れ場所と色味や意匠から、アルザス周辺の窯かな?とばかり考えていましたが、どうやら全く別物だったと次第に判ってきました。



おそらくスイス・マジョリカと呼ばれるスイス生まれの民芸陶器。

虹色を呈した鉛釉の黒茶地に、鮮やかな草花などのスリップ手法が一つの特色で、この青い花は、アルプス高原に咲くエンチアンという高山植物と思われます。

スイスの国花、エーデルワイスなどをあしらい伝統的で華美な装飾が多いようですが、この放射状に広がる不思議な幾何文はそれとは異なる渋みを感じました。

秀逸なデザインの連鎖文は、くどさを通り越して、抜けた心地よさがあります。



まだ訪ねたことのない国ですが、見慣れなかったスイスの古陶磁にも面白いものがありそうです。


スイスマジョリカ色絵皿 18-19世紀 30cm径×1,8cm高
商談中

※釉薬の剥がれが数カ所見られますが、欠け、ニュウ、直しは無く全体的に良好な状態です









台風による影響で数日間の臨時休業をいただきましたが、本日より営業再開しました。

猛烈な雨風で傷んでしまった屋根瓦と木枠窓ガラスの完全な修復にはまだ時間がかかりそうですが、ひとまずフランスへ行く前に、応急処置を終えて安心しました。

醸造会館は赤い屋根。
土ぶきに三河産の塩焼瓦を敷いた瓦屋根。

昭和初期に流行してこんな洋風建築や洋館にはよく使われたそうです。
現在はほぼ生産されていないようですが、耐久性高く、風雪も耐え凌ぐ優れた瓦。

遠くからみても、赤い屋根のやわらかな色合いは綺麗です。丁寧に直して、この風景をすこしでも長く残していければ、と思います。



早朝から雨の中、命がけで修復を施してくれた職人の方に、頭が下がります。終えてすぐ次の現場へ






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〒500-8068 岐阜市上太田町1-7
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8月の休業日|
9(木)、10(金)、16(木)、17(金)、23(木)、24(金)、30(木)、31(金)








企画展 2018 |

chikuni exhibition
2018.10.13 sat - 21 sun




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