白漆楕円皿 / 山本美文

楕円皿にきざまれる同じ形のない無数の鑿跡。かざることなく、夢中に、あるがままに彫りすすめねば、こんな自然の産物のような肌は生まれないのでしょう。

来年、木工家として30年の節目を迎える山本美文さん。長い年月、揺るがぬ精神で磨かれた木の器は、いつも初心へと戻してくれるように、奮い立たせてくれます。

美文さんは、木工家である以前に己の言葉をもった詩人であると、ずっと思ってきました。

山本美文展の初日は、美文さんからのご希望で、美味しい珈琲とケーキを(ピアノの音色とともに)楽しみたい、とのことで本田に限定音楽喫茶館が開店します。

当初は、生演奏をしてくれる奏者を探せど、思いあたらず蓄音機を鳴らして、雰囲気をつくれたらと考えましたが、直前になって、とある音楽家が、ピアノの生演奏に来てくれることが決まりました。それもライブではなく、喫茶に自然に終日流れ続ける音楽として。

友人でもある、その音楽家は様々な分野のアーティストとの共作や実験を繰り返し、現代日本の新たな音楽の道をひとり切り拓いて進んでいます。

彼の名は、まだ秘密でお楽しみですが、その音楽を聴き、心に響いたことのある人は沢山いると思います。

晩秋に響く旋律の中、山本美文の器と矢島明による珈琲と共に深まりゆく秋を感じてください。








秋の目白コレクション 終了


肉屋の看板(風見) オランダ 19世紀 売約済み


2017秋の目白コレクション。
季節外れの台風に、選挙も重なり開催当日まで、どうなることか不安でしたが、盛況のうちに閉会いたしました。
多くのご来場に感謝いたします。

来年には10周年を迎えるという目白コレクション。
僕はまだ二回参加させていただいただけの新入りですが、古美術、骨董のいわゆる"古物の催事"という括りでは語りきれない"舞台"のような印象を感じています。

出展者は、その日の為に物集めに奔走し、それは勿論お客様のためですが、主題を設けたり、前回とは変化させ趣向を凝らした出展を観せる方々は沢山いて、新たに自分の力を試す場のようでもあります。

主題を持った品物集め、新たな挑戦…
まだそんな余裕は全然無いのですが、回を重ね緊張も解れて、ようやく少し楽しめる気持ちも出てきたかなあ、と思います。


snsやwebサイトでの事前告知も効果を発揮したのか、始めて古美術の催事に来ました!という若いお客様にも多く声をかけてくださり、嬉しく思いました。

そして、いつもお世話になっている関東方面の友人やお客さんにも、沢山ご来場いただき本当に本当にありがたく、嬉しい二日間でした。
ありがとうございました。


次回の東京出展は2月。
場所はまた目白なのですが、なんと目白コレクションではありません。

おそらく厳密なテーマだと、日本初の内容となる催事です。
その記念すべき第一回に出展できることになりました。

詳細は、もうすぐ発表します。
どうぞお楽しみに!







秋の目白コレクションまで、あと三日。


古伊万里青磁八角鉢 江戸後期

秋の目白コレクション、三日後と迫りました。

品物が多すぎる?足りていない?
直前になるほど慌てて、思考も混乱しますが、なんとか梱包も完了。

車搬入なので沢山の品物を載せました。
什器や照明も詰め込んで、前回よりブースにも動きや変化を付けて、本田の店舗の雰囲気が少しでも出せればいいなあと思います。

出展品も、開場の段階ではおそらくすべて並びきらない物量です。
随時追加の品を加えながら、2日目までゆっくりと楽しんでいただけるように努めます。

今年の関東出展は、春と秋の目白コレクションのみ。
春の目白コレクションでは、通販のお客様や、お世話になっている色々な方と、はじめてお会いできて嬉し恥ずかしでした。

今回もこの貴重な機会を大事に。
いつもの方や新たな出会いも楽しみにして、皆さまのご来場をお待ちしています。


吹墨小皿
幾何学印判皿
暦手小碗
小紋柄縁反猪口

江戸期~大正頃


捻り模様徳利 大正頃
脚付杯 フランス18世紀


珠洲中壺 鎌倉時代

全て目白コレクション出品物









広島の鞆徳利。
無地の白磁でこんな小さな可愛いサイズを見つけました。容量二合弱。無傷で箱等のセッティングもしっかりした嬉しいものです。

愛嬌のある歪みの盃二つと。
片口のようにたわんだ江戸初期の志野の小碗と小振りで一癖ある高麗盃。

目白コレクションにてご覧下さい。






















志野小碗 10.8cm径 5.5cm高 江戸初期
高麗青磁象嵌盃 6.8cm径 5.6cm高
白磁鞆徳利 15.5cm高 2.8cm口径 江戸後期 (二合弱)

目白コレクション出品物







絵瀬戸波状文三ツ組鉢



目白コレクション開催まで、あと2週間と近づいてきました。

今秋は車での搬入予定。
大きめの品物や什器も運べるため、展示にも工夫を凝らせれたらと思いますが… 結局、いつものようになってしまいそうな予感。迅速に手際よく上手に並べる方は、ほんとに凄いなあと、いつも思います。

さて、出品物より紹介です。

春に出品した絵瀬戸の輪線鉢とも通じますが、波状文様のこんな鉢があるとは、驚きました。

蛇の目風の鉄絵に波状文様を描いた輪花三ツ組鉢。
たくさんの要素を盛り込んでいながらにして、不思議とくどさはなく、粋な日常使いしたい器です。
渋さのなかにも遊び心ある、珍品ではないかと思います。






絵瀬戸波状文三ツ組鉢 幕末~明治 無傷

目白コレクション出品物





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9月の休業日|
7(木)、8(金)、14(木)、15(金)、 21(木)、25(月)、26(火)、28(木)、29(金)









企画展 2017|

「東西筒物百景」
9月16日(土) – 9月24日(日)


「目白コレクション」出店
10月21日(土)、22日(日)
会場:目白 椿ホールB1F



山本美文 木工展
11月3日(金)〜



小澄正雄 ガラス展
12月中旬予定








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