謹賀新年

本年もよろしくお願いします。


古染付舟人物文五寸皿。
柳の下で舟に乗る人物が描かれた、古染付らしい素朴な山水絵図ですが、絶妙な余白と抜けた絵のタッチに、とても心惹かれました。

前方に山と列をなす鳥、舟の上で遠くを見つめて何を思っていたでしょうか。


僕も今、故郷で海を静かにみているお正月です。
暖かい日が続き、瀬戸内海も穏やか。

舟には乗っていませんが、この古染付のような風景の、田舎の中で今年はどうしようかと、考えたりしています。


古染付舟人物文五寸皿 五客 売約済み









江戸期に舶載されたフランス産の特大の魚用皿。
現地でもファイアンスフィーヌではなく白釉で、この寸法のポワソン皿を見ることは稀なので、日本に共箱で残されていたことに、粋な注文者もいたものだとびっくりしました。





蓋表に紅毛古白云々、横には「長水盤」と記されており、花の器に用いていたのかもしれません。



このような欧州でも珍しい変形皿が日本で長い間、花器として愛でられてきたのは、面白い歴史だなあと思います。

異文化の食器を花器と見立て、生活に取り入れてきた我が国特有の身体性が染みついた西洋の道具には、他では得られない興奮と独自の世界観が垣間見れる気がします。


新年は1/6(日)より営業いたします。


白釉ポワソン皿 南フランス18世紀
64cm幅 29cm縦 5cm高
売約済み








白化粧大壺 寒川義雄

白化粧の上から灰を掛けて、溶け流れた姿が景色となっています。
醸造会館の黒い大階段に置いた姿を想像して、制作してくださった大壺。

一瞬は古窯のごとき、中世の壺のように見えたりしますが、やはり未来へ向けた現在の大きな壺です。





筒型湯呑とそば猪口 / 寒川義雄

穴窯による焼成で、自然にうまれた景色や傾き。
熱いお茶が飲みたくなります。

寒川義雄展の会期は残り5日間となりましたが前回を上回る作品数で、量と種類もまだまだ充実しております。
明日もご来店お待ちしています。


寒川義雄展

12/15 - 12/24(月祝)まで
11:00 - 18:00
休業日 20日(木)








スリップウェア深鉢。

ミルキング・ボウルと呼ばれる、乳牛から搾乳後にミルクを入れた甕のような役割の深鉢と聞きました。
バックリー産、アイルランドの地方でも製作されたようです。





気持ちのよい渦巻き文様。
茶色地に、黄色の発色もきれいに出ています。


スリップウェア深鉢 イギリス19世紀
w31.5cm h13cm 売約済み








hondakeiichiro

Author:hondakeiichiro
「本田」
〒500-8068 岐阜市上太田町1-7
醸造会館1F
T+F 058-264-2980
OPEN 11:00-18:00
CLOSED on Thursday , Friday




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hondakeiichiro.com



11月の休業日|
22(木)、28(水)、29(木)、30(金)






企画展 2018 |

chikuni exhibition
2018.10.13 sat - 21 sun




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keiichirouhonda@gmail.com