江戸時代、鎖国期にも交易があったオランダ。茶道に用いる道具として、アルバレロを見い出した日本人は好みの東洋風な絵柄のそれを向こうへ発注していたようです。
このマジョリカのアルバレロは、欧州で見つけたものですが日本の注文品のような印象を受けました。



蝶と草花、果物をついばむ鳥。焼成の具合で鉛釉は歪み、色絵も鈍く淡い発色となり、そこには明るいマジョリカとはまた違う、景色が浮かんでくるようです。




色絵の蝶や花の蔦とあわせて、蝙蝠と唐草の更紗で、茶碗包みを仕立ててみました。




また、どの絵を表面に持ってくるかで、賑やかにも、静かにもなる気がします。


色絵花鳥文小壺 イタリア17世紀
10.3cm高 8.2cm径
目白コレクション出品









目白コレクションへ出品する品物に関して、色々お問い合わせをいただきありがとうございます。価格や詳細、その他のご質問などもお気軽にご連絡ください。




こちらも目白へお持ちする磁州窯の皿です。
李朝や対州皿とも通じますが、比較すると非常に薄造りです。
それでも流石は中国の焼き物、安定感があります。横からみたフォルムが綺麗です。


磁州窯白無地六寸皿 19cm径
目白コレクション出品








赤絵牡丹文皿

くらわんか手の赤絵五客です。一般的なそれよりも薄造り、緑と赤に加えて紫色も加わり控えめながらも華やかです。




興味深かったのは、納められた古箱に「天保癸卯年 正月 松山ヨリ到来」と記されていたこと。

赤絵や色絵のくらわんかも、波佐見を中心に長崎周辺が産地かと思っていましたが、砥部でも焼かれていたのでしょうか。



憶測でしかないですが、愛媛は故郷でもあって、くすんだ赤絵に郷愁と原風景を感じてしまいました。
春の目白コレクションへ出品いたします。


赤絵牡丹文くらわんか皿五客 13cm径







瀬戸掛け分け徳利と柳茶碗

徳利は、瀬戸掛け分け徳利の類いに多くみられる形状と異なり、短めの鶴首徳利のようで、スッとした姿は西洋ボトルを思わせます。


瀬戸掛分徳利 15cm高
江戸後期

同地域には、同じ掛け分けで仏花器がありますが、胴部には近い雰囲気があり、その変化系のような気もしています。小ぶりでかわいらしく、口もとの緑釉が効いています。


白釉柳茶碗 12cm径 5.6cm径
江戸後期

柳茶碗は、白釉が厚めに掛けられ茶碗より小さめで小鉢より大きいほど。浅くて絶妙なかたちです。枝のたれた柳が二本描かれています。
ともに目白コレクションにて。

4月からは催事をおえてそのまま渡欧、買付となり、5月の中頃まで長期間で店舗を休業予定です。








麦藁手片口。おそらく元々は入れ子となる五客揃いほどで、その二番目くらいに小さいほうの片口と思います。




呉須と鉄絵は良い感じに、朱色の赤楽釉は火加減の具合か、にじんでぼやけています。繕いもあり使い込みも激しいのですが、ぼんやり流れた朱と傷は、自分には丁度あっている気がしました。






こちらも目白コレクションへ持っていきます。

最後にお知らせですが、明日の21日木曜祝日は営業いたします。祝日は開けても静かなのですが、明日はどうでしょう、お待ちしております。



麦藁手片口 江戸後期-末期
13cm径 7.5cm高
目白コレクション出品







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11月の休業日|
22(木)、28(水)、29(木)、30(金)






企画展 2018 |

chikuni exhibition
2018.10.13 sat - 21 sun




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