英国製把手付木籠



※ご要望いただき画像を数枚追加しました。2/17 12:30

ガーデントラッグと呼ばれる英国製の庭園用農具の木籠。

木と鉄が時を経て一体化したような味わいは、古い建築に蔦が絡まり同化した、あの風景と似ている気がしました。

把手もどれだけ握られてきたか、中央部分だけが思いきりぐんとすり減っています。時代も19世紀も中頃以前なのか、留め具の菱形のような鉄の形と直しも独特な雰囲気です。

以前に木を刳り貫いた、イタリア製の手付きジャグを扱ったことがありましたが、この把手の自然なすり減り方を見て、それを思い出しました。

使っていた人の掌の大きさや形までもが、把手に染みついて、記憶さえ残っているような、木には何か、そんな訴えかける力が潜んでいるみたいに思います。

これぐらいの時代までの素朴な民具や農具には、中世から続く、民衆の生活様式の気配がまだ薄っすらと漂うような。
















把手付木製籠 イギリス 26cm高 31.5cm×31.5cm 18世紀末~19世紀中頃
売約済み

(底角に4点の後世の鋲打ち、一箇所角3本の鎹直し)





瑠璃釉面取筒と李朝染付瓶


瑠璃釉面取筒と李朝染付瓶

潔い面取りと窯傷から透ける白の素地が、景色と化して、李朝もののような雰囲気がある瑠璃は、おそらく幕末頃の瀬戸産と思います。

このような瑠璃の筒と同種の物を、全く見かけたことがないので、憶測に過ぎませんが、当時は"食器"ではなく、線香立てだったかも知れないと詳しい方より教えていただきました。

現在では、猪口や湯呑みの一種の形として、不思議でない面取筒型。当時は、食器の発想もなかったのかもしれません。
現存数の少なさからも、数多く市場に出回る食器よりも、線香立てのような数少ない道具であった可能性が強まりそうです。

過去には単なる道具だったから、ここまで素朴で飾らないものなのか、真相は不明ですが、今見ると、現代的過ぎるこの瑠璃筒。過去を想像しながら、お茶やお酒を呑むのも楽しめそうです。



瑠璃釉面取筒 幕末頃 瀬戸 売約済み



竹の葉か草文が極端に省略されて、行きついた瓶の文様は、魚のような、鳥が飛ぶ姿のような、浮かんだ雲か、観る側によって、何にでも捉えられそうな模様です。いつでも、豊かに、想像を越えていきたいなと、考えさせられます。


李朝染付瓶 19世紀 17,5cm高 11,5cm幅 売約済み










鉄製貨幣


鉄製貨幣 アフリカ (ナイジェリア イマド族)

アフリカの鉄通貨、ナイジェリアのイマド族から。
厳しく鋭い造形に打ち出された細かな文様、理屈抜きに揺さぶられるものがあります。
今回の会場は、スペースに限りあれど、こんな大きめな物や大皿などもお待ちします。
記念すべき第一回。こぢんまりとならないように、無理をしても数多く飾れる什器なども運び入れて、会を愉しみたいとおもいます。




「アンティーク&ブロカント目白」の会場となるギャラリーFUUROは、1階,2階のスペースがあり、出店者がランダムに5店舗づつに分かれてブースを出します。限りのあるスペースですが、全ての店舗を隈なく観てまわりやすい会場だと思います。

本田は、1階入ってすぐ左手側のブースです。



「アンティーク&ブロカント目白」

2月3日(土) 12:00-19:00
2月4日(日) 10:00-17:00
会場 ギャラリー FUURO
東京都豊島区目白3-13-5

アンタイディ
gallery uchiumi
Gallery ONO
ギャラリー 桑納
四方堂
志村道具店
antique VerMeer
本田
宮脇モダン
Myshica Antik







阿蘭陀ガラス二種



"洋の古いものにこだわりました"というコンセプトのアンティーク&ブロカント目白。

西洋骨董,古道具の出品に限定される催しですが、洋の中に微かに漂う和様の気配にも、心落ち着くものがあります。

こちらは舶載品として江戸期に日本へ渡ってきたと思しきオランダのガラス二種。どちらも木蓋,漆蓋が備え付けられ、長い間、日本で大事にされてきた様子がうかがえます。

オランダ生まれの日本育ち。控えめながらも凛とした立ち姿。長く過ごすうちに肌の色もどこか日本的に、なりつつあるような、、



オニオンボトル 売約済み
ケースボトル 売約済み
オランダ17~18世紀


アンティーク&ブロカント目白

2月3日(土) 12:00-19:00
2月4日(日) 10:00-17:00
会場 ギャラリー FUURO
東京都豊島区目白3-13-5








英国スリップウェア皿


スリップウェア楕円皿 イギリス18世紀末~19世紀 売約済み

今回出展するアンティーク&ブロカント目白で、僕が出品するものの中では、このスリップが目玉的な品物になりそうです。

英国のバックリーという地方の製作と思われます。器全体のコンディションは良好、そして使い込まれた裏側の風合いには、表側の抽象文様と同じように、迫力と魅力を感じてしまいます、陶の質感ではないような、まるで生物のような凄みです。

考えてみると、普段は店頭でも、出店の場合でも、西洋と東洋の古い物をさまざま織り交ぜて、品物を並べてきました。

今回の催事で、はじめて"洋の古いもの"だけに、限られた出品をします。

催事内ではありますが、「西洋古民藝と古道具」という感覚のテーマで、本田として展示のように臨んで、なにか一つの区切りとなればとおもっています。

いつか、自分の店で、時間をかけて集めた好きなものを一斉にお披露目したいなと考えてきましたが、今回もそんな漠然とした、いつかの日の為に溜めておいた品物をいくつか出したりと、まだまだ実現できそうもありません。

売手として物を蒐めることは、一人の力では限りがあるのも、ひたすらに痛感します。
僕は、幸い多くの人に助けてもらっていると思います。

理想の蒐集には、あらゆる要素が不可欠であり、何か一つ欠けても、その理想にはどこか及ばないような。抽象的ですが。

ところが、頭の中で探している物のイメージを繰り返していると、不意に出会えたり、不思議な縁があったり、運次第ということもある。
その人の持つカリスマ性であったり、物も人も、いつしか自然に引き寄せ合っていたり。

他に例えられるのかな、この仕事は、、と思うほど、変わっていて、複雑で明快な面白い仕事です。


さて、催事まであと1週間をきりました。雪や天候も心配ですが、気を引き締めていきます。





「アンティーク&ブロカント目白」

2月3日(土) 12:00-19:00
2月4日(日) 10:00-17:00
会場 ギャラリー FUURO









木皿 スウェーデン 18-19世紀 売約済み

スウェーデンの木製大型ボウルと木皿。これでもか…というほど全面が傷跡で、使い倒された極限の木皿。
縁の端まで、カトラリー痕がびっしり。
磨り減った箇所も無数、波打っています。

どんな暮らしの中で、使えばここまでなるのだろう。想像もできませんが、物はここにあり静かに存在していることが確かです。



木製大型ボウル スウェーデン 18-19世紀 売約済み

ボウルは、瘤の箇所を用いたのか、時代も経て縮れた細かい杢目は、前衛的な抽象画のようです。どちらも18世紀~19世紀頃。来週の目白へ出品します。


「アンティーク&ブロカント目白」

2月3日(土) 12:00-19:00
2月4日(日) 10:00-17:00
会場 ギャラリー FUURO






森林ガラス薬瓶 18世紀 売約済み

デルフトの運河で発掘された森林ガラス薬瓶。
筒型に歪んだ肩と口元。鉛類を多量に含むのか、見た目以上の重量感です。

銀化の表情や、17世紀に入るような薄手の繊細さには欠けるものの、水も容れられて状態は良く、花器や色々と手許に置いて愉しむには面白いガラスです。

アンティーク&ブロカント目白に出品します。


「アンティーク&ブロカント目白」

2月3日(土) 12:00-19:00
2月4日(日) 10:00-17:00
会場 ギャラリー FUURO
東京都豊島区目白3-13-5










白デルフト皿 17世紀 売約済み

いよいよ来週の土日に、目白のギャラリーfuuroにて開催される「アンティーク&ブロカント目白」。

出店者は10組。
西洋の古物に限定した初開催のフェアーです。本格的な骨董品から、軽やかな古道具まで、様々と並ぶのではないかと思います。

記念すべき初回、お立ち会い頂けたら幸いです。これから開催当日まで、出品の内容なども、お知らせしていきます。



幅広リムの白デルフト皿は、欠損箇所もあり
。時代も上がる幅広リムで、バランスを整っているタイプは希少ゆえ、修繕方法には迷いました。

そこで以前から興味があった、白漆を中心に金直しを交えて、継師さんに仕上げていただくことにしました。

白漆の表情は、時間が経つにつれ、濃厚な生成色から次第に柔らかな色へと変化します。
金や銀直しとは、また違う静かな魅力が出ればと、願い直していただきました。
挑戦してみましたが、結果として他にあまり見られない独自の景色が生まれたのではないかと、思います。


下のフラスコは、同時期の無色透明のエナメル彩ボトルと比較すると、非常に数少ないミルク硝子ボトル。

乳白の地に番い鳥の文様,鈴蘭,文字。全面に描かれる筆捌きは遊び心にあふれた、自由で愛らしい瓶です。


どちらも、アンティーク&ブロカント目白に出品いたします。


エナメル彩ミルク硝子角瓶 18世紀 中欧製 売約済み


「アンティーク&ブロカント目白」

2月3日(土) 12:00-19:00
2月4日(日) 10:00-17:00
会場 ギャラリー FUURO
東京都豊島区目白3-13-5









一週間ほど、臨時休業をいただきましたが、昨日から営業を再開しました。

今回は関西~四国,山陽地方まで訪ねながら、仕入れも行いました。画像は色と文様の楽しいもの。

猪口は、青磁に鉄釉で螺旋模様が描かれた粋な意匠。明治頃の何気ない猪口ですが、薄緑の朱の色味の組み合わせは、どこか新鮮であり、余白とバランス感覚も現代的です。
それと、輪線と印判幾何学の組み合わせという、なんとも贅沢な?蓋物。
形と模様が、絶妙に結び付いて完結しています。

少量ですが新着品を並べてお待ちしております。


青磁螺旋猪口 売約済み
印判横縞蓋物 8.8cm径 売約済み
幕末-明治









15日(月)から営業の予定でしたが、都合により17日(水)まで、臨時休業いたします。

大変ご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

先週から、関西から四国、広島へと向かって仕入れを続けていますが、事情により、岐阜へ戻れずに、まだ四国に居ます。
今日、明日もこちらで出来る範囲で動き、仕入れをしてから帰ろうと思っています。



画像は仔犬の銅製の水滴。丸い顔を傾けつつ脚を伸ばした愛らしい姿。
けれども毛並みや爪先までとても細密な表現です。中空内部も生きて水滴としても現役。
ほっこりとする戌の飾りです。




仔犬銅水滴 幕末-明治頃 売約済み







来月頭には催事出店と展示会への参加があり、いつになく慌ただしい二月となりそうです。
webの展示会欄にて、日程とリンクがございますのでご覧ください。
また、詳細や出品予定の品物なども追ってお知らせできればと思います。

さて、新年最初のweb更新を、来週9日(火)に予定しています。
今回は日本の品物を中心として。お楽しみに。



こちらは四国で見つけた美濃の鉄釉小皿。
故郷四国にて、美濃ものと出会えるのも不思議な気持ちになりました。
鉄釉の上に掛かる灰釉。
大胆で豪快な線と、消え入りそうな細い線。たわんだ姿、色味の出方もそれぞれの魅力があります。
渋さのある鉄釉は時代を問わず、いいなぁと素直に思います。


鉄釉小皿 江戸前期 美濃,大川西もしくは大川東窯 売約済み





明けましておめでとうございます



明日1/5(金)より2018年の営業を始めます。今年もよろしくお願いします。
まだ帰省中の方など、どうぞお立ち寄りください。

新年早々に仕入れを兼ねて故郷愛媛の西予,南予地方へ。
明治大正期の建築物が多く残る大洲や内子は、今は観光地としての賑やかな一面がありつつも、町はしっとりとした静けさ。
何かあるようでないような、そのよさ。
四国の端で、逃れ逃れた、ふるき豊かな日本の風土を、肌で感じてきました。

ちなみに宮崎駿監督の「風立ちぬ」は、大洲,内子町の街並みを参考にもしたそうです。大好きな映画です。


仕入れ品より
小振りな徳利は、大洲地方の白磁と思います。


砥部赤絵仏飯器 売約済み
砥部ころ茶碗 売約済み
大洲小徳利

江戸後期~明治




小澄正雄展



今年最後の展覧会となる小澄正雄展、明日より開催いたします。

小澄さんの工房で、はじめて彼のガラスにふれた瞬間のできごとを、よく憶えています。

そこで眼の前に、現れたガラス(と認識する以前に物質として)に対して、一瞬の砕けるような眩暈する感情。

それは美しいとか、綺麗とか、素晴らしいという感情とはまた異なるもの

嬉しくて、飛び跳ねる‼︎といった感覚でした。
こんな創り手が、居たということ…
叫んでしまった。

東西の古ガラスへの憧憬や情熱、探究心は、彼のガラスに見て触れれば、古道具や骨董が好きな人ならすぐに判ること。
小手先ではない、筋道の通った、過去に学び新たなる道を探ろうと、懸命に突き進む人。
工芸の確かな光、希望だと思います。




左 ダブルコーンボトル 右マイゲインビーカーコップ

納品された中でも、見慣れない形のボトルに心惹かれました。

左、人形のような姿の瓶は「ダブルコーンボトル」と呼ばれる、15世紀頃のドイツ(または中欧周辺国)のボトルを写したもの。

酒,油,薬瓶など食卓の日用品のボトルだったそうです。どうしてこんな形?装飾以外の用途に関連する意味がありそうですが、、不明です。

古い現物は見たことが無いですが、「ブランデーを唄った詩」という中世の書物に、このダブルコーンボトルを描いた木版画の挿絵があるそうです。

小澄さんが当時の森林ガラスを目指して、薄く緑色で吹かれた淡い色合い。

謎めいて物語ある姿形に、使ってみたい、と思いました。
実物をぜひご覧ください。
ご来店お待ちしています。

小澄正雄展

12月9日(土) - 12月20日(水)
作家在廊日 9日
会期中休業日 14日
11時-18時










暖かい師走入り。過ぎる一年の早さは、歳を重ねる毎に増すのかもしれませんが、必死で日々を追いかけるように、もう12月を迎えていました。
この時期に実家から届く蜜柑が、冬支度へのお知らせです。


年内最後のweb更新となりそうですが、小澄正雄さんの展示会の前に、もう一度数点を掲載予定です。
12/6(水)の夕方頃に更新します。

下記、更新の品物ではないですが、友達の結婚式でお裾分けにいただいた花などを入れて。


土師器 売約済み




弥生小壺 売約済み







Air twist stem glass


18世紀中頃と現代の、二つのエアツイストステムグラス

左側は小澄正雄氏による最初のエアツイスト試作品。ステムへ2本の空気を螺旋状に加飾して、フットの縁も折り返して、端正な形へと仕上げています。丁寧に古様も再現した習作です。

しかし、この杯のままでは、技術や制作方法を写したにすぎないと、小澄さんは考えられています。英国の形や技術を伝承し、和様の意識が注がれた独自の姿を模索されています。

何脚、並ぶのかまだ不明ですが、12月9日から本田で開催する展示会にて完成品が出品予定です。



















Windsor chair


子供用ウィンザーチェア イギリス 18世紀末~19世紀初頭

秋の目白コレクション以降、webサイトの古物更新が滞っており、楽しみにご覧いただいていた方には申し訳ございません。

22日(水)夕方頃に、すべて入れ替え予定です。

こちらの子供用ウィンザーチェアの詳細も、またあらためて紹介します。

今回の更新では、西洋骨董が中心。
凄いものは無いですが、偽らず素直に良いと云える好きなものを揃え。それが一度に8つもあるとなると、、難しい。

店頭には他にも数多くの古物を常設していますが、8つは価格や古さ、枠に縛られず店を象徴するような、断片的なもの。
楽しみとしてもらえたら幸いです。

12月、という季節もどこかに意識した並びになりそうです。







文化の日から開催した9日間の山本美文展も無事に終了いたしました。
ありがとうございました。


-
継承すること、受け継ぐことが全て。
いつか何処かの踊り子の言葉だったか、友人が教えてくれました。
自分が若い頃にそれを聞いたときは、表面的な意味は理解出来ても、深層にある本質にはまったく気づくことはなかったと思います。

個性やオリジナリティを追求し、我執(がしゅう)がつきまとい、苦しんでいた頃。
カヴァーを悪として、他人の真似を避けて、自分はチョット違うぞと思い込み。
我に固執している内に、心は固くなってしまい、まわりも見えず尖ってゆくばかり。

やっぱり自分のなかには、何にもない。何にもない。
個性の尊重が謳われる世間。それも大切だけど、捉え方次第では辛くなってしまう。

歴史に学び、先人の知恵を知り、日々の自然の風景をよく見て、共に生きれば。
良い意味での真似は、なんて楽しい。
身体を軽く楽にして、結局、何をしても自分になるということを素直に受け入れたら、その先に、いつかできることが生まれてくるかも。


山本美文さんの仕事は、伝統を継承し、受け継ぐことの意義を伝えつつも、柔軟に、いつも今、生まれたばかりのような新鮮さ。
伝統なんて重みは全然なく、現代を生きる私たちへ、使いやすく無理のない、美しいものを届け、教えてくれる。

今と昔が交差する、自由な木のうつわ。
年月をかけ育った木々は強く尊く儚い。

僕は美文さんの木工の器とその仕事を通して、大袈裟でも、格好つける訳でもなく、山本美文さんという人物を皆さんへ伝えたく、自分こそ、その魅力に間近でふれたいという気持ちだったのだと、終わってみて、改めて気が付きました。















漆塗のオルガンとZach Phillips



三年半前の山本美文展"our renovation"
長野県の古い校舎に置かれたままだった壊れかけの足踏みオルガンに、美文さんが漆塗りを施して、岡山から車で運んでくださり展示の象徴的な存在となった。

オルガンは会期中にcd shop songsが購入。弾かれるその日を暗い廊下で待つこと三年半。

最初の演奏者となったのは、New Yorkから来日していたZach Phillips。

カシオトーンと足踏みオルガンを連弾し、奇妙で複雑なコード進行、突然指を鳴らす合図で醒める。
ブライアン・ウィルソンのカヴァーを得意げに、時折、恥ずかしそうに歌った。シャイなんだ。
最後は私たちとヴェルヴェッツとマヘルのカヴァーをして終演。

彼の愉しげで明るい唄声と、憶えようのないような不思議で難解な曲調にも、寄り添った漆塗りの足踏みオルガン。










山本美文展DM製作打ち合わせの際、開店前に入れてもらった朝日の浴びるYajima coffeeの店内風景。
右手の大きな窓は、金華山と岐阜城を額縁のように切り取る。

左手のカウンター背後の壁は、シャルル・ド・ゴールの天井を思い起こす。

珈琲を飲みながら、どちらをしばらく眺めても飽きず。
友人の建築家による設計。











山本美文展 喫茶室と音楽


山本美文展初日 「喫茶室と音楽」 終演前の風景

山本美文さんがこの日の為に用意してくれた漆のカフェオレボウルに、注がれた珈琲,カフェオレ、白漆のお皿に乗せたフランスの美しく美味しいケーキ。
柔らかにその場全体を包むような、ピアノの音色。文字通り、五感で楽しむ人たち。

ピアノの響きは、古い木造建築と共鳴しながら、いろいろな音との重なりのなか、陽が暮れるまで弾かれていました。

珈琲を淹れる音、耳をすませて静かに眺める人、小説を読む人、静かに会話を楽しむ声。器を手に取り選ぶ人…

いつもと全然違うはずなのに、昔から喫茶店だったように過ぎた一日。


およそ6時間近くものあいだ、演奏してくれた、「とある音楽家」haruka nakamura君。
彼の最長時間の演奏だったのかも。
何を想って弾いてくれたでしょう。

そして、限界まで珈琲を淹れ続けてくれた矢島明君。

図らずも立ち会い、共演した三人。僕には三者の心に、共感する風景がみえて、目頭が熱くなる。
誰かの歓びに対して、素直に惜しまず、謙虚に自分を捧げてくれる人たち。

ご来場頂いた皆さんと、素晴らしい日がつくれました。
ありがとうございました








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1月の休業日|
11(木)、12(金)、13(土)、14(日)、18(木)、19(金)、25(木)、26(金)









企画展 2018|

アンティーク&ブロカント目白
2月3日(土)、4日(日)
会場 gallery FUURO


黒白展
2月1日(木) - 2月12日(月)
会場 10watts f & g



お問い合わせ|
keiichirouhonda@gmail.com